AppleがOpenAIに対して提起した企業スパイ・知的財産窃盗訴訟について、OpenAIのGreg Brockman社長が初めて口を開きました。同社は「他社の営業秘密には関心がない」と反論し、独自の技術開発に注力する姿勢を強調しています。
Appleが主張するOpenAIの機密窃盗
AppleはOpenAIが数か月にわたり、OpenAIの面接を受けたApple社員から機密情報を意図的に引き出す計画を立てたと主張しています。同社はOpenAIのハードウェアビジネスがAppleから盗まれた情報に依存しており、「芯から腐っている」と非難しました。
OpenAIのハードウェア製品は元AppleデザイナーのJony Ive氏と共同で開発されていると報じられています。ただし、Ive氏自身はこの訴訟では名指しされていません。
Brockman社長の反論と製品展望
Brockman社長はJoanna Stern記者とのインタビューで、「私たちは十分に革新的であり、独自の角度から物事を考えている」と述べました。現在は係争中のため詳細には触れず、長期的なロードマップに専念する意向を示しています。
OpenAIの初のハードウェアデバイスについて、Brockman社長は「間もなく登場する」と述べつつ、具体的な時期は明かしませんでした。同社は「デバイスファミリー」の構築と独自チップの開発を進めていることも明らかになりました。
初のAIデバイスは画面なしのスマートスピーカーか
噂によると、OpenAIの最初の製品はディスプレイなしのモバイルスマートスピーカーになるとされています。家庭向けの「人間のようなAIコンパニオン」と表現されており、Brockman社長がChatGPTに尋ねたところ「アンビエントで摩擦が少なく、音声ファーストだが音声のみではなく、明確なプライバシーシグナルがある」との回答が得られました。
画面の必要性についてはChatGPT自身が「ノー」と回答しています。また、ChatGPTとCodexの統合アプリについてBrockman社長は「少し散らかっている」と認め、年末までにWorkタブを統合してChatGPTに一本化する計画を明かしました。
出典: AppleInsider — Apple's corporate espionage suit against OpenAI: How we got here / MacRumors — OpenAI President on Apple Lawsuit: We Don't Need Your Secrets


