Appleのティム・クックCEOは7月30日、ヨーロッパ南部の山火事および日本の熊本地震の被災者支援に向けた寄付を行うことを発表しました。フランス、スペイン、ギリシャなどで発生した大規模な山火事と、日本の九州地方を襲った地震に対し、Appleが救援活動を支援することがわかりました。
ヨーロッパ南部を焼き尽くす山火事への対応
クックCEOは7月29日の投稿で、フランス、スペイン、ギリシャなどヨーロッパ各国で発生した壊滅的な山火事に対し、現地の救援活動に寄付を行うと表明しました。Appleは過去にも赤十字社を通じて災害救援活動に寄付しており、金額は公表しない方針です。
AppleInsiderの報道によると、2026年だけで1,400件の火災が発生し、434,976ヘクタールが焼失しています。フランス南西部では火災が激しすぎたため火災雷雨が発生し、スペイン、ギリシャ、イタリアでも山火事リスクが高まっている状態が続いています。
日本の熊本地震への寄付
クックCEOは山火事支援の発表からわずか数時間後、日本の熊本地震への寄付も明らかにしました。自身のXアカウントに「日本は私の心の中で非常に特別な場所」と書き、熊本地震と余震の影響に直面しているすべての人々を想っていると伝えました。
地震の規模について、報道によって見解が分かれています。MacRumorsは米国地質調査所(USGS)のデータとしてマグニチュード6.8と報じている一方、9to5Macはマグニチュード7.1としています。いずれにしても熊本市の南約19キロを震源とするこの地震で、少なくとも34人が死亡し、数千人が避難を余儀なくされました。
9to5Macによると、何万世帯が断水や停電の状態にあり、余震と地域の猛暑が救助・復旧活動をさらに困難にしていると指摘されています。熊本では2016年にも致命的な地震が発生しており、Appleは当時iTunesを通じて日本の寄付を受け付けていました。
Appleの災害支援の取り組み
Appleは自然災害や緊急事態が発生した際に支援を拡大する伝統を持っています。今回の寄付に続き、同社には従業員の寄付金をマッチングする内部プログラム「Employee Giving」も存在し、これまでに8億8,000万ドル以上が集まっているとのことです。被災地の早期復旧が望まれています。
出典: MacRumors — Apple Donating to European Wildfire Relief Efforts / MacRumors — Apple Donating to Japan Earthquake Relief Efforts / 9to5Mac — Apple pledges support for earthquake relief efforts in Japan / AppleInsider — Apple pledges on-ground wildfire relief for Europe, earthquakes in Japan


