Counterpoint Researchの最新レポートにより、2026年前半の高価格帯スマートフォン市場でAppleが65%のシェアを獲得したことがわかりました。高価格帯セグメント自体も全球スマホ販売の29%を占め、過去最高水準に達しています。
高価格帯市場の成長とAppleの優位性
600ドル以上のスマートフォンを「高価格帯」と定義した場合、このセグメントは前年比で4ポイント増の29%となり、記録を更新しました。Appleはその中で65%を獲得し、前年同期の63%からシェアを拡大しています。ただし、2022年前半の74%と比較すると低下傾向にあります。
Appleは全球スマートフォン出荷の23%を占めつつ、利益の49%を獲得しています。高価格帯に限れば圧倒的なリーダーの地位にあり、2位のSamsungが19%で推移する中で存在感を示しています。残りの16%をその他メーカーが分け合う構造です。
中国ブランドの台頭と価格上昇の背景
2022年以降のAppleシェア低下は、中国市場での Huawei、Xiaomi、Oppo といった地元ブランドの成長が要因とされています。中国消費者がiPhoneと地元ブランドの選択肢を前にした際、後者を選ぶ傾向が強まっているとのことです。
また世界的なRAM不足が価格押し上げを引き起こし、より多くのスマートフォンが600ドル以上の高価格帯に分類されるようになりました。下位モデルの値上げが顧客を高価格帯モデルへ誘導する現象も起きており、メーカー各社は分割払いオプションの強化で対応しています。
下取り強化と補給制約の課題
AppleはApple Upgradeという新たなプログラムを導入し、下取り価格の引き上げも実施しました。長く高価なデバイスを使い続けるユーザーに早めの買い替えを促す狙いがあります。SamsungもGalaxy Cardを立ち上げ、同等のアプローチを取っています。
一方で、RAM不足はiPhone 18 Proの販売を制限する可能性が指摘されています。AppleはすでにiPhone 17シリーズを生産できる限り売っている状況で、需要ではなく供給が制約となる局面が続く見通しです。今秋はサプライチェーンの不安定性がAppleにとって大きな障壁になりそうです。
出典: Reddit r/apple (日次トップ) — Apple holds 65% of the premium smartphone market as segment reaches record high / AppleInsider — Apple continues to dominate premium smartphone market share in 2026


