Appleが9月前半に予定しているiPhone発表会について、BloombergのMark Gurman氏が「対面(in-person)イベント」と表現したことで、完全なライブ登壇に戻るのではないかという期待が広がりました。しかし複数の報道によると、事前収録ベースの形式が続く可能性が高いとされています。
従業員抽選が物語る開催時期
Gurman氏は8月4日、Appleが小売店従業員を対象に9月前半のイベントスタッフ抽選を実施していると報じました。従業員の役割は列の整理、来場者の受付、案内、ハンズオン体験のサポートなどとされており、イベント運営のための通常業務とみられます。
AppleInsiderによると、米国の労働感謝の日が9月7日にあたるため、参加者の移動日を確保できる9月9日が開催日の有力候補と推測されています。ただしこれは推定であり、公式発表を待つ必要があります。
ライブ登壇への期待と現実
Gurman氏の「対面」という表現を、完全なライブ基調講演に戻る兆候と解釈する声がオンラインで見られました。しかし実際には、コロナ禍以降のAppleイベントは事前収録映像を軸としつつ、会場には観客と幹部を招くハイブリッド形式が定着しています。
2026年のWWDCでは、基調講演直後にライブのTech Talkパネルが設けられ、ハイブリッド形式が一歩進展しました。9to5Macは、この手法が9月イベントでも採用される可能性を指摘し、ライブ要素が活発になる余地があるとしています。
新CEOターナスにとっての判断材料
John Ternus氏がTim Cook氏の後任としてCEOに就任する初めてのiPhone発表会となる今回、ライブ登壇にはデモ失敗等のリスクが伴います。9to5Macは、新CEO初陣でライブ形式を選ぶのはリスクが高いと分析しています。
一方で、iPhone Ultraの登場はiPhone X以来の大きな変化と位置づけられており、製品発表後のライブパネルでiOS 27以降の展望を語る場が設けられれば、会場の盛り上がりにつながるとの見方があります。AppleInsiderは、現在の事前収録形式がAppleにとって成功体験となっており、大幅な変更は見込めないとする慎重な立場をとっています。
出典: 9to5Mac — A live iPhone launch seems unlikely, but the event could be live-lier this year / AppleInsider — Apple's iPhone 18 Pro event won't be live, no matter how much you wish it to be


