Appleの2026年第3四半期決算会議で、次世代Siri AIを大量に利用するユーザーにはiCloud+の有料プランが必要になる可能性が示唆されました。ティム・クックCEOは計算コストの課題に触れ、ヘビーユーザー向けにiCloud+で利用上限を引き上げる方針を初めて公にしました。
決算会議で明かされたSiri AIの課金方針
Siri AIはiOS 27の無料機能として位置づけられていますが、大規模言語モデルのクエリをクラウドで処理するため、Appleにとって継続的なコストが発生します。クック氏はCEOとして最後の決算会議で、AIの収益化について「まだ完全な計画はない」としつつも、iCloud+の上位ティアで利用枠を追加購入できる仕組みを用意する考えを示しました。
具体的な料金や無料枠の制限回数については、iOS 27のローンチにあわせて明らかになる見通しです。Siri AIの基本機能は無料で提供されますが、無制限に無料で使い続けることはできず、ある時点で利用が制限されることになります。
既に制限が設けられているAI機能
AppleはWWDCで、Image Playgroundなどの生成AI機能に1日あたりの利用制限を設け、iCloud+加入者にはより高い上限を提供することを発表していました。9to5Macによると、写真アプリのClean UpやExtendツール、刷新されたImage Playgroundアプリにも利用制限が予定されています。
またHomeアプリの録画向けApple Intelligence機能には2TBのiCloudプランが必須で、ショートカットアプリのCloud ProモデルへのアクセスもiCloud+の上位ティア限定とされています。現行のベータ版ではこれらの制限が適用されておらず、実際の厳しさはまだ不明です。
対象デバイスと利用可能な地域
Siri AIを利用するにはApple Intelligence対応のデバイスが必要で、iPhone側ではiPhone 15 Pro以降が対象となります。Macでも対応機種での利用が可能です。ただし規制上の理由から、ヨーロッパと中国では当面の間Siri AIが利用できない状況が続きます。
Siri AIは今年後半にローンチ予定で、基本は無料で提供されるものの、頻繁に利用するユーザーにはiCloud+のサブスクリプションが実質的に必須となる構造が見えてきました。AppleがAIのコスト回収をどこまでiCloud+に依存するかは、今後の利用動向次第となりそうです。
出典: 9to5Mac — Siri AI may require a paid subscription for heavy users / MacRumors — Apple Plans Paid iCloud+ Upgrades for Heavy AI Users / AppleInsider — Apple AI compute costs will be covered by iCloud+ subscriptions, for now / Reddit r/apple (日次トップ) — Apple Plans Paid iCloud+ Upgrades for Heavy AI Users


