Appleは2026年第3四半期(暦年4〜6月期)の決算を発表し、売上高1094億ドル、純利益298億ドルを記録したことが明らかになりました。前年同期比16%の増加となり、6月期としては過去最高の業績となります。
第3四半期の業績は過去最高
製品別では、iPhoneが543億ドルで前年同期比21.7%増、Macが104億ドルで28.7%増とそれぞれ過去最高を記録しました。MacBook ProやMacBook Neoが好調に推移したことが要因です。一方でiPadのみが5.9%減の62億ドルとなり、唯一の減収セグメントとなりました。
粗利率は前年同期の46.5%から50.1%へ向上しました。地域別に見ると、ヨーロッパと大中華区が22.4%増、米州が11.1%増、その他アジア太平洋が15.6%増となり、全ての地域で過去最高を達成しています。
Services部門と有料サブスクが好調
サービス部門は307億ドルを記録し、12.1%増で過去最高となりました。広告、App Store、AppleCare、ミュージック、ビデオ、iCloudなどすべての分野で増収となっています。
有料サブスクリプション数は15億件に到達しました。これは2023年に10億件を突破してからわずか3年後の達成です。1人のユーザーが複数のサブスクを契約しているため、顧客数そのものではありませんが、プラットフォーム全体の堅調な成長を示しています。
Tim Cook最後の決算会議とR&D増
研究開発費は過去最高となる117億3000万ドルに増加しました。2026会計年度を通じてR&D投資が急速に拡大しており、WWDC26で発表されたSiri AIなどの新技術に注力していることがうかがえます。
この決算報告会は、Tim Cook氏にとって最後のCEOとしての会議となる見通しです。次期CEOのJohn Ternus氏も初めて会議に同席し、新体制への移行期における過去最高の業績報告となりました。
日本のユーザーへの影響
日本市場の売上高は前年同期比13.4%増を記録し、他地域と同様に過去最高の6月期となりました。Apple製品の国内普及が順調に推移していることが確認できます。また、Tim Cook氏はWWDC26で発表した新Siri AIの初期評価が非常に高いと述べており、今後の日本語対応の進展も期待されます。
出典: MacRumors — Apple Reports 3Q 2026 Results: $29.8B Profit on $109.4B Revenue / AppleInsider — Apple blows away Wall Street guess-work again with record-breaking earnings / 9to5Mac — Apple reports Q3 2026 earnings: $109.4 billion in revenue, up 16% [Charts] / AppleInsider — Apple hits 1.5 billion subscription milestone, still falls short of Wall Street wants / 9to5Mac — Apple just hit 1.5 billion paid subscriptions from its user base / 9to5Mac — Apple spent a record $11.73 billion in R&D during Q3 2026


