iOS 27ではPhone、FaceTime、Wallet、Find Myといった標準アプリが大幅に強化されます。通話中に予約情報を自動表示する機能や、FaceTimeで前後カメラを同時使用できる機能など、実用性の高いアップデートが多数確認されました。
PhoneとFaceTimeの新機能
Phoneアプリ最大の注目点はCall Contextです。企業に電話をかける際、Mailアプリから関連情報が自動表示されます。例えば航空会社に発信すると搭乗確認コードが、ホテルにかけると予約番号が画面に現れます。通話内容を録音するのではなく、発信先の番号とMail内の情報を照合する仕組みで、Apple Intelligenceによるデバイス上処理で完結します。iPhone 15 Pro以降が必要で、iPadやMacからの発信でも機能します。
FaceTimeではDual Captureが追加され、iPhone 17シリーズおよびiPhone Airで前面と背面カメラを同時に使用できます。カメラ切替ボタンをタップして有効化し、相手側はあなたの顔と背面カメラの映像を同時に見られます。送信側は対応iPhoneが必要ですが、受信側はiOS 27を動作する任意のデバイスで視聴可能です。また通信品質の改善、Wi-Fiとセルラー間の切り替え安定化、繁体字中国語でのライブキャプション対応、FaceTimeとメッセージでのコミュニケーションセーフティ拡張も含まれます。
Walletアプリの進化とFind My改善
WalletアプリではCreate a Pass機能で物理パスをカメラでスキャンして取り込めるほか、手動で標準・メンバーシップ・イベントの3種類を作成できます。さらにレシートをカメラでスキャンしてApple Cashで割り勘するSplit Bill機能、Apple Cardの定期支払いを一元管理するRecurringセクション、ホテルキーの体験向上が盛り込まれました。ホテルキーでは滞在中のアクティビティ情報やサービスへのアクセスがWallet内で可能になります。
Find Myでは、iPhoneを自宅に置いてApple Watchだけで外出した際、自動的にWatchの位置情報が共有されるようになります。従来は単一デバイスのみが位置情報の送信元でしたが、iOS 27ではデバイス間の切り替えがスマート化されました。watchOS 27では、これまで別々だったFind Items、Find People、Find Devicesの各アプリが統一され、フルスクリーンマップを備えた新しいFind Myアプリに刷新されます。
開発中のRestricted Modeの行方
iOS 27のベータにはApp Managed Featuresというシステムが含まれており、融資提供元のアプリがデバイスを登録・制限できる仕組みが確認されています。制限有効時は一部の標準アプリと融資提供元が許可したアプリのみ起動可能で、Find Myとの統合による専用ロックも実装されています。しかしAppleはこのRestricted Modeが新たなApple Upgradeリースプログラムの支払い遅延には使われないと明言しており、具体的な用途は公表されていません。キャリアや小売業者など外部パートナーの分割払いプログラム向けとの見方があります。
出典: MacRumors — iOS 27: All the New Phone and FaceTime Features / 9to5Mac — Apple says iOS 27 ‘Restricted Mode’ isn’t for new Upgrade program leases / 9to5Mac — Here’s everything new for Apple Wallet in iOS 27 / 9to5Mac — iOS 27 includes smarter Find My location sharing for Apple Watch users


