2026-10-02 17:23 更新
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SiriをClaudeやChatGPTに置き換え可能か、iOS 27で判明

SiriをClaudeやChatGPTに置き換え可能か、iOS 27で判明

iOS 27とmacOS Golden Gateの内部コードから、SiriのAI処理をClaudeやChatGPTなどの外部モデルと連携させる仕組みが確認されました。単なる質問の引き継ぎにとどまらず、Appleの機能を呼び出すAIモデルを置き換えられる構成も用意されているようです。

ClaudeがSiri拡張としてリマインダーを作成

コードを調査した開発者のpdfu氏によると、App Intentsの「Model Delegation API」により、ClaudeをSiri拡張として動作させる仕組みが確認されています。macOSの「Search or Ask」バーにある「Ask…」メニューからモデルを選び、Claudeにリマインダーの作成を依頼すると、自然言語の内容をClaudeが解釈し、SiriがAppleのリマインダーへ登録するデモが示されました。

Appleのシステム機能が必要な処理はSiriへ引き渡される一方、Siri単体では対応できないCSVファイルの作成をClaudeが処理する例も確認されています。Claudeを選択した場合、回答は新しいSiriの画面に表示され、「Claude」という識別子が付く構成とされています。

GPT-5.6がSiriのサーバーモデルを担う構成も

さらに「Model Manager Services」の「Inference Providing」プロトコルでは、Apple側のサーバー上で動くSiriモデルを、GPT-5.6など別のモデルに置き換えられるように設計されているとみられます。外部モデルはAppleのSiri用プランナープロンプトとツール定義を受け取り、システム操作や個人データを使った処理を実行できます。

デモでは、ChatGPTがメールから特定の話題を探し、内容と対応事項を要約したうえで、連絡先の人物へMessagesでメッセージを送信しています。回答の表示にはSiri独自のインターフェースと音声が使われる構成ですが、処理結果はOpenAIのプラットフォーム上にも記録されました。欧州連合のデジタル市場法(DMA)が、Siriを含むApple独自サービスの機能を第三者へ開放する設計に影響した可能性も指摘されています。

日本のユーザーへの影響

現時点で一般ユーザーがClaudeをSiriの標準モデルとして選べるわけではありません。macOS 27 Golden Gate Release Candidateで確認されている「Ask…」機能は現在ChatGPT拡張に限られ、Claudeは利用できないとされています。Appleは第三者向けのModel Delegation entitlementもまだ開放しておらず、通常の設定画面から使える機能ではありません。

なお、ChatGPTをSiriの拡張として利用する仕組み自体は2024年から導入されており、Siriが回答できない質問をChatGPTへ渡せました。今回確認されたコードは、将来的にiPhoneやMacでAIモデルを選択したり、Siriの処理基盤そのものを外部モデルへ置き換えたりできる可能性を示すものですが、正式な提供時期や日本語環境での対応は明らかになっていません。


出典: MacRumors — Apple's Siri AI Can Be Swapped Out for Claude, ChatGPT, Code Shows / Reddit r/apple (日次トップ) — Apple's Siri AI Can Be Swapped Out for Claude, ChatGPT, Code Shows / AppleInsider — Siri AI is built to be replaceable by Claude or ChatGPT

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