Loop CapitalがAppleの株価目標を370ドルから330ドルに引き下げ、投資格付けを「買い」から「ホールド」へ下方修正しました。iPhoneの出荷計画の削減分を回復できないとの見方が示されています。
複雑なiPhone発売スケジュールと出荷への影響
Loop CapitalのアナリストであるAnanda Baruah氏は、2026年後半の計画から削減された1,300万台のiPhone出荷分を、Appleが補完できないと分析しています。同社は9月および12月四半期の計画出荷数を約10%削減したと見積もっており、特に12月四半期の出荷数は、市場予想の8500万台を下回る7900万台になると予測しました。
この背景には、2026年の変則的なリリーススケジュールが影響しているとされています。9月にはiPhone 18 ProおよびPro Maxが発売され、折りたたみモデルのiPhone Duoは10月23日に提供が開始されました。一方で、標準モデルのiPhone 18は9月の発売ラインナップに含まれず、2027年初頭まで登場しない見込みです。Pegatronなどのサプライヤーもこのスケジュール変更を裏付けており、秋の主力ラインナップの一部が翌年にずれ込んだことで、需要に関わらず出荷数が減少する要因となっています。
販売単価の予測低下と市場の動向
Loop Capitalは、2026年残りの期間におけるiPhoneの平均販売価格(ASP)予測を1,239ドルから1,123ドルへ引き下げました。また2027年についても、年間出荷台数予測を2億6,000万台に引き上げた一方で、平均販売価格を1,095ドルに下方修正し、iPhoneの予測収益を3,150億ドルから2,850億ドルに下げています。さらにメモリコストの上昇が利益を圧迫する可能性を警告し、2027年の1株当たり利益(EPS)予測を10.11ドルから9.76ドルへ修正しました。
一方で、Counterpointの報告によれば、Appleは第3四半期に世界スマートフォン出荷台数の22%という過去最高のシェアを記録しています。中国ではiPhone 18 Proの販売台数が前年同期比で23.5%増加しており、標準モデルを待たずにProモデルを選択したユーザーがいる可能性が示唆されています。JP Morganも同様に、出荷数の減少は発売スケジュールの分散によるものであり、需要の減退を示すものではないとの見解を示しています。
出典: Investing.com – FX | 株式市場 | ファイナンス | 金融ニュース — ループ・キャピタル、アップルを格下げ―iPhone出荷削減分の回復見込めず 執筆 – Investing.com – FX | 株式市場 | ファイナンス | 金融ニュース / AppleInsider — Loop Capital cuts AAPL target to $330 over complicated 2026-2027 iPhone cycle


