2026-10-02 17:17 更新
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Apple Vision Pro、手術で初の本格運用へ

Apple Vision Pro、手術で初の本格運用へ

Apple Vision Proを使ったStrykerの手術支援アプリ「SportSuite Vision」による、初めての手術がDuke Healthで実施されました。股関節鏡視下手術で実際に運用されたことで、医療現場におけるVision Proの活用が実験段階から次のステップへ進んだ形です。

Duke Healthで股関節鏡視下手術を実施

Strykerが発表した手術では、整形外科医のChad Mather III氏がSportSuite Visionを使用しました。このアプリは、手術室内の実物を見ながら、関節鏡の映像やHipCheck、HipMap、CT画像などのデジタル情報をApple Vision Proの視野内に表示します。

股関節鏡視下手術では、通常、手術室内に複数のモニターを配置し、映像や手技に関するデータを確認します。SportSuite Visionは複数の情報源を視野内にまとめることで、モニターを確認するための身体の曲げ伸ばしやねじりを減らし、より効率的で ergonomics に配慮した作業環境を目指します。Mather氏は、必要な臨床情報を自身のワークフローに合わせて配置し、清潔区域内で確認できたため、手術室の環境が快適で整理されたものになったと説明しています。

7月17日にFDAのDe Novo承認

SportSuite Visionは2026年7月17日、FDAからDe Novo承認を取得しました。Strykerによると、Apple Vision Proで手術中に使用するアプリとしてFDAの承認を受けた初めての例です。

AppleInsiderの報道では、Vision Proを使用した外科医から、手術時間の短縮や作業負担の軽減、姿勢面での改善を報告する調査結果も出ています。整形外科だけでなく、1年間で数百件の白内障手術を支援した実績も紹介されており、医療分野での用途が広がっています。

医療以外ではファイザーも活用

医療分野では手術支援に加えて、ファイザーもApple Vision Proを利用しています。同社はGroove Jonesと協力し、がんへの取り組みを患者や医療従事者、社内関係者に伝える没入型の複合現実体験を制作しました。

ファイザーの事例は治療や手術そのものではなく、現実の空間にデジタル情報を重ねて、同社のがん領域における活動を説明する用途です。手術中の情報表示と企業のプレゼンテーションという異なる使い方が登場したことで、Vision Proの医療関連での利用範囲が示されています。


出典: AppleInsider — Surgeons keep finding reasons to use the Apple Vision Pro / 9to5Mac — Apple Vision Pro was just used in a first-of-its-kind surgery

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